「パソコンでお絵描き」 Illustration Blog

PCイラストのブログです。 最近は老母の介護ブログかも・・・

ArtRage2 特集・最終回 No.230

 3月はずっとArtRage2 (アートレイジ)を使って描いてきましたが、ひとまずこれで終わりとします。
  ArtRage2 は無料版でも充分に楽しめるペイント・ソフトですが、有料版を使ってみたらやはりそれだけのことはありました。当たり前ですけどね・・・

 まず広い面積を大きく塗れる「ローラー」が便利で、「油彩」の「すぐ乾燥」ボタンも上から色を重ねて描きたい時にあってほしいと思っていたものでした。
 これらの絵は「ローラー」でザッと色を塗ってから「油彩」で描いたもので、上の絵は雲を「エアーブラシ」で、砂を「グリッター」で描いてあそんでいます・・・





 ●ウィンドウのサイズは無料版では規定のB5サイズと最大化した時の二種類だけですが、有料版では四隅や四辺にポインタを当ててドラッグすれば自由な大きさにすることができます。
 キャンバスのサイズは「用紙を設定」から変更しますが、これでかなり自由に描けるようになりました。やはりお金を払っただけのことはあります。 (小さくしたもの↓)


 ●レイヤーはこうした表示が出て割と使いやすいですね。サムネイル画像をドラッグすることで上下の位置を入れ替えることもできます。 (↓)


 ●写真のトレースは参照画像がピン止めの形で表示されるので、見ながら描く場合に具合がいいです。トレースではなく、単なる参考画像としても使えます。 (↓)

 4月からは基本に帰ってWindowsの「ペイント」でお絵描きする予定でいます。シンプルなツールだと余計なことをしなくなるので、イラストも単純な色や形に戻るのではないかと思っています。自分でもまだどうなるか判りませんけどね・・・

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ArtRage2 パッケージ版 No.229

 日曜日に東京へ出たついでにArtRage2 (アートレイジ)の有料版を買ってきました。
 パッケージ版は税込みで実勢価格3,480円、ダウンロード版はクレジット決済のみで2,980円ですが、やはりそれだけのことはあると思わせる機能になっています。

 これまでずっと無料ダウンロード版を試してきて、ヘタな体験版よりはずっと出来の良いソフトだと思っていましたが、有料版ではこれまで不満に感じていた細かい点が調整できるので更に表現の幅が広がった感じですね。
 レイヤーが使えるとかツールが4種類増えたという以上に、「油彩」で「すぐに乾燥」ボタンが付いて色を混ぜずに上から重ね塗りができるようになったし、キャンバスの紙質を滑らかにして鉛筆の発色や延びを良くしたりと、より細やかな設定が出来るようになりました。
値段も中々お手頃価格と言えるものだし、これならお勧めできるかな・・・
 ArtRage は去年の10月から「アートレイジ」としつこく振り仮名を付けてきましたが、この度のパッケージ版ではめでたく「アートレイジ」と明記されていて、これでやっと読み方が確定された形になりました。もうアートレージとは言わせませんからね・・・

「油彩」の「すぐ乾燥」ボタン:
 「油彩」ブラシは無料版では色を重ねると混ざってしまい、それはそれで面白いのだけど、有料版では「すぐ乾燥」のボタンをオンにすると色が混ざらないのでレイヤー無しでも上から重ねて描くことができます。オフにすれば意図的に混ぜることもできるから、かなり使いやすくなりました。

 それから下は「油彩」のシンナー(うすめ液)を使用した状態ですが、これを使うとデコボコ感がなくなってサラッとした感じになります。元々油彩の質感は良く出ていましたが、これでまた少し自由度が増したことになります。
(パッケージには、「シンナーの匂いや手の汚れまでは再現できません」――と書かれてあります。お茶目な方ですね~)
カラー・ピッカーの「メタリック」ボタン
 無料版では色が薄くなっていますが、カラー・ピッカーの下に「メタリック」というボタンがあって、チェックを入れると色に金属的な輝きがプラスされます。
 上は「ローラー」で背景を塗ってから「油彩」で文字を入れていますが、ちょっと金箔みたいな質感です。これも適度に使えば効果的ですね。キャンバスの紙質を滑らかにするとこうした艶が出るし、粗めにすると壁みたいなザラザラした感じにもできます。

Paint Roller (ペイント・ローラー): 
 有料版で使えるようになったツールの内、実用的で面白いのが「ローラー」です。

これは壁を塗る時に使うローラー・ブラシみたいな感じで、背景など広い面積を手早く塗るのに便利です。上は太さを100%にしていますが、ほんの数回で全体の色を塗ることができます。色は薄めにして重ね塗りをすると少し色が混ざるので、エアーブラシ(スプレー)よりは実用的かも・・・

 上の桜の絵も背景はローラーを使ってその上から「油彩」の「すぐ乾燥」を使って描いているので、20分くらいで出来たかな・・・ともかく簡単で便利です。

● エアーブラシ
 これは他のペイント・ツールでもお馴染みですね。解(げ)せないのが「筆圧」を変えると太さもかなり変ること。太さは太さで選べるのだから、単純に濃度が変るとかする方が使いやすいのですけどね・・・ツール・ピッカーにある太さの他に左の設定パネルで三つの調整ができるけど、あまり細かいことはできないな・・・というのが実感です。

● グリッター
 これはサイズを小さくすると砂粒みたいになるし、大きくすると切り紙みたいにもなるけど、パレット・ナイフで広げようとしても少しかすれる程度で延ばすことはできません。どちらかというと砂絵とかちょっとした効果に使うと面白いかも・・・

 個人的にはこんなもの付けるより、キチンとした「水彩」ブラシを作ってくれるとありがたいのですけどね。Ver.3ではよろしくお願いいたします。

 絵具チューブ
 有料版で使えるようになったツールの内、一番使いみちの判らないもの。

 パレット・ナイフでは思ったように延びないし、「ローラー」で延ばしてみたのが上なのだけど、これって何に使うのかな?――モコモコとした芋虫か○○みたいにも見えるけど、あんまりイマジネーションが湧きません・・・

 このPaint Tube (絵具チューブ)の使いみちが良く判らないまゝ、メタリックな質感を使って描いてみました。イメージホースでイタズラ描きしている時の感じですね・・・

※他のArtRage2関連の記事については、左サイドバーの「以前の記事」の3月をクリックして下さい。

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ツクシとミズバショウ No.228

 今日も春らしく、土筆(つくし)と水芭蕉(みずばしょう)を描いてみました。 
めりはりイラスト
 ArtRage2(アートレイジ)で写真のトレースをする場合は点描の様にして色を拾っていくときれいですが、あまり筆を細くすると疲れるし時間もかかります。


そこで始めは太めの筆で全体の色を拾い、それから筆を細くして中心となる被写体を丁寧に描きます。そうするとその部分にだけピントが合ったみたいで絵にメリハリがつきますし、時間と労力も短縮できてうまい具合です。

 今回はその手抜き技法(?)で二点を描いてみました・・・いい感じ?
 それから写真のトレースをする場合、キャンバスのサイズを写真の比率に合わせると枠にキッチリ収まるので、後でトリミングする必要がなくなります。たとえば写真サイズが640×480の場合、その1.5倍の960×720くらいにすると丁度いい感じで描けます。

 それとメインの部分を丁寧に描写する場合はZoom(虫眼鏡マーク)の拡大を使って少し大きめにすると描きやすいです。ショートカット・キーは頭文字のZ、Rotate(回転)はRですから覚えやすいですね。マウスを右にドラッグすると拡大、左が縮小で、ブラシなど他のツールをクリックすると機能が解除されます。
 マウスを右クリックしてドラッグするとキャンバスを自由に移動できるし、右クリックでツールを全部消したり出したりも出来るので便利ですね。

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コブシの花と白木蓮 No.227

 ウチの近くにあるコブシとハクモクレンの木が花を咲かせたので絵にしてみました。

 どちらもよく似ていますが、コブシは花と同時に若葉が一枚出るので区別がつきます。
ハクモクレンの方は花の後に葉が出ます。下がハクモクレンで、青空が似合いますね。

オマケ:下は山地に自生するタムシバ↓ (自分の写真でないのでいい加減?)
以前冬眠から目覚めたツキノワグマがこの木に登って花を食べている映像を見たことがあります。木の花は蜜が豊富だからおいしいのでしょうね、食べたこと無いけど・・・

 筆を太めにしてザッと大まかに描いてみました。 (手抜き?)

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桜と菜の花 No.226

 今日はArtRage2 のトレース機能を使って春らしい風景を描いてみました。

 トレース機能は写真を下絵にして描けるだけでなく、ArtRage2の場合「トレース画像から色を拾う」という便利な機能があるので、デッサンの苦手な人でも写実的な絵が描けます。

 画面上から色を拾う「スポイト」(アイ・ドロッパー)というツールがありますが、このソフトは下絵から色を拾いながら同時に描けるという訳ですね。従って細かい点描のようにしていくとそれだけきれいに色が拾えますが、その分時間がかかって疲れます・・・
でも手描きで何日もかけることに比べたらはるかに楽ですけどね。
最初にキャンバス・ツールのメニューから「新しいトレース画像を読み込む」でファイルにある写真を呼び出しますが、次に「トレース画像を編集」をクリックすると左にある設定画面が現れます。
 右側にある「不透明度」のダイヤル・ボタンでトレーシング・ペーパーの透明度を調整できます。透明度を上げると下絵が見やすくなりますが、逆に塗った色は見にくくなって塗りムラが出たりしますから、時々「トレース画像を表示」のチェックを外して下絵を消して確かめましょう。この状態でも色は拾えるので、ある程度色が塗れたらその方が描きやすいです。

 尚、写真そっくりに描いても面白くないと言う場合は、途中から「トレース画像から色を拾う」のチェックを外せば下絵に関係なく自由に描けます。この場合はカラー・ピッカーから自分で色を作って下さい。
 こちらは信州の山並みと桃の花です。少し遅い里の春ですね。

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組み合わせで描く No.225

 先週まではArtRage2 (アートレイジ)のツールを一つづつ使ってみましたが、今回はそれらを自由に組み合わせて描いてみます。

 「油彩」ツールは無料版の場合、上から色を重ねても混ざってしまって上手くいきませんが、他の「クレヨン」や「チョーク」などではきれいに乗るし、結構違いも出て面白いです。
(チョークはクレヨンより色がかなり濃くなります)



有料版では「油彩」で「すぐ乾燥」というボタンがあるしレイヤーも使えるから問題ないのですが、無料版でも工夫すれば色々なことが可能です。あそびながら色々と試してみましょう。
「消しゴム」は何でも消せるので、ホワイトの代わりにもなります。

 4年もののミニ・シクラメン。市販のものより花の時期は遅いけど、今年も2月頃から花を咲かせています・・・ ピンクにグリーンで春色ですね~

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「フェルトペン」で描く No.224

ArtRaege2 (アートレイジ)無料版で使える5種類の画材の最後は「フェルトペン」で、
要するにマーカーですね。

 去年までのVer.1.1 は色が重なった部分は濃くなるけど色は混ざらない油性のマーカーみたいでしたが、Ver.2 では「筆圧」で濃度が調整できる代わりに重なった部分はそんなに濃くならず、少しにじむ感じで色が混ざるという、水性マーカーに近い質感になっています。
 フェルトペンで調節できるのは「筆圧」と「太さ」ですが、筆圧を変えても太さが変ります。これではちょっと判りづらいけど、筆圧をゼロにしてみると少しかすれた感じの線になります。
どちらかというと色を薄めにした方がマーカーらしい透明感のある色になりますね。

 画材のマーカーには頭とお尻で太い・細いを使い分けできるものがありますが、これは太さを可変できるので手間を惜しまなければかなり色々なことが可能です。色も自由に作れるし、何といってもPCイラストの場合アンドゥー(元に戻す)が使えるから、失敗を怖れずに実験的なことが出来るというのがいいですね。
 実際のフェルトペンと同じようにあまり細かいことにはこだわらず、大まかにサラサラと筆を滑らせて色の透明感や線のタッチを楽しむ――という感じで描いてみました。
 私はマーカーの透明感が好きで36色セットとか48色セットとか持っているのですが、古くなると乾燥してかすれたりインクが出なくなったりしますが、PCソフトはそれが無いのもうれしいことです。補充しなくてもいいし・・・
 色が自由に作れるというのは、色を使うのが好きな人にとっては楽しいことでしょう。
 チョコチョコと落描きするにも最適で、短時間のラフ・スケッチなどに使えそうです。
 ArtRage2 はあくまでも手描き感覚にこだわって作られているのは判るのですが、今回の有料版ではレイヤーも付いたことだし、これで「塗りつぶし」ツールも付くとありがたいのですけどね・・・グリッターとか変なもの付けなくていいから・・・

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「鉛筆」ツールで描く No.223

 ArtRage2(アートレイジ)は普通のペイント・ソフトとはかなり違いますが、むしろ手描きの感覚に近い画材の描き味を追求したソフトとも言えます。要するに、パソコン・ソフトらしからぬツールという訳ですね。初めてPCイラストをやってみようという人には一番違和感無く使えるソフトだと思います。何といっても無料だし・・・

 無料版で使えるツール5種類の内、今回は「鉛筆」ツールで描いてみました。でもこれだけあれば充分とも言えます。
 上の絵は「鉛筆」だけですが、色鉛筆としても使えます。
下の絵は周りを消しゴムで消して円くしてみたけど、ちょっとわざとらしくなったかな・・・
 「鉛筆」は「太さ」の他に「筆圧」と「筆の傾き」を調節できて、傾きを大きくすると寝かせて描く時みたいに幅が広く色は薄くなります。
 有料版ではこの他に「柔らかさ」も設定できますが、あまりツールが多くてもかえってやりにくかったりするのでこれくらいで丁度いいでしょう。それでも前回のVer.1.1 に比べるとかなり細かい設定ができます。

 もう少し太い線が欲しい場合は「クレヨン」や「チョーク」を細くすると柔らかい色鉛筆といった感じの線になります。↓下は「筆圧」と「筆の傾き」を調整した時の線の変化です。
 ArtRage2 は一般のペイント・ソフトと違って「塗りつぶし」ツールなどはありませんし、PCらしいきれいな線も引けませんから、左(↓)のようなカチッとした絵にはなりません。 
右側の絵の様にいかにも画用紙の上に描いたような手描き感覚の線になります。(↓)
 どちらが良いというのではなく、ツール(道具)というものは用途に応じて使い分けるのが知恵というものですから、表現したいものによってソフトも選べば良いと思います。

 ArtRage2とWindowsの「ペイント」はそれぞれシンプルでいてお互いに無いものを持っていますから、来月は基本に戻って「ペイント」をじっくりとやろうかな・・・その両方があれば大抵の絵は描けるし、どちらもタダみたいなものですから。
 ところで筆の「傾き角度」を大きくすると、ペン・タブレットの場合線の幅が変るのですね。これは「油彩」ツールでも同じで場合によっては使いにくいこともあります。筆圧も角度も太さも100%にして線を引くと、さすがにペンの追従性が悪くなりますね。これは仕方のないことかな・・・


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チョーク (パステル)で描く No.222

↑有名な イリエ小春ちゃん (フクダ カヨさんのお子さん) です。かわいいでしょ?

 チョーク(Chalk)と言うとどうも学校の黒板を連想してしまうので、日本の場合は
パステルと言った方が画材という気がします。

 ※辞書によるとチョークは英語で炭酸石灰を固めたもの:白墨 (な、懐かしい・・・)、
パステルは炭酸石灰に顔料を加えて棒状に固めたもの・・・とあります。


ArtRage2(アートレイジ)の場合、クレヨンとチョークはほとんど違いがあるのか無いのか判らないくらいのビミョーなもので、同じ条件ならチョークの方が多少色が濃くて軽いタッチで塗れるかな・・・程度の違いしかありません。(違いの判らないオトコ・・・)
 実際に同じ条件でクレヨンとチョークを使ってみましたが、自分的にはどっちでも変らないな~・・・というのが実感です。
 画材として売っているものは、パステルにオイルを加えたものがオイル・パステルで、子供向けがクレヨンということになっているみたいですね。クレヨンだと子供のお絵描きみたいで嫌だという芸術家の方は、チョークをお使いいただくとよろしいのではないかと存じます・・・
最近は、大人のフリカケとか大人のゲームとか色々ありますしね。気分の問題です。
 ArtRage2は実際のクレヨンやチョークに比べると太さや色が自由に選べるので、かなり細かいことも可能です。「鉛筆」ツールは色鉛筆として使っても楽しいのですが、太さを100%にしてもチョークの10%くらいにしかならないので、太めの柔らかい色鉛筆代わりとしての使い方も出来ます。

 若い頃は色鉛筆やパステルの100色セットなどに憧れたこともありましたが(お金が無かったので憧れのまま)、このソフトの場合自由に何百色もの色が作れるし色の重なり方もきれいなので、鉛筆画やパステル画に特化して描くとしても良いツールだと思います。
 あんまりあれもこれもとやっていると収拾がつかなくなるから、一つの画材や描き方に絞ってやる方が良いかもしれませんね。私の場合はできっこないけど・・・(浮気性)
 写実的なことに囚われず、自由に描いていても楽しいツールです。色の延びもいいし発色もいいし、子供に戻ってしまいます。(大人になれないだけ?)
 クレヨンチョークに合わせて、色文字でもイタズラ書きしています・・・ (読みづらい?)


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色文字について
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クレヨン (Crayon) で描く No.221

ArtRage2 (アートレイジ)は「油彩」や「クレヨン」などの画材は5種類しかありませんが、実際の画材の持つ質感がとても良く出ているし、太さや色を自由に選べるという点で実際の画材より描きやすい場合もあります。

 パソコン・イラストの便利な点として、失敗しても元に戻せる Ando (アンドゥー)という機能があること、ArtRage2 はそれが何十回でも使えること、そして「レイヤーを消去」とすれば全部が一度に消せることなどで失敗を怖れずに練習することができます。
 何といっても紙も画材も要らず、汚れることも気にせずに描けるのだから、子供のお絵描きに使っても最適ですね。子供の頃にこれがあればあんなに叱られずに済んだのに・・・(泣)
 無料版の場合、クレヨンで設定できるのは「筆圧」だけですが、他のペイント・ソフトに比べても引けをとるどころかとても良い感じで描けます。
 ペン・タブレットでは筆圧の調整で色の濃度が変ります。上の絵は単色でペンの筆圧を使って描いたものですが、線のかすれ具合がとても良く出ていますね。
カーソル(ポインタ)はクレヨンの場合は円形です。
 マウスの場合は「筆圧」で濃度の調整ができます。下の絵はマウスで描いたものですが、線の太さや濃度は一定になります。久しぶりに右手とマウスで描いたけど(ギッチョ)、初心に帰るみたいで楽しいですね。

クレヨンはパレット・ナイフを使うと指でこすってボカすような感じも表現できます。↓
太さはかなり細かい調整ができるので、細くすると濃い目の色鉛筆みたいにもできます。↓
 
色の重なり具合も本物よりもきれいに乗るし、消しゴムできれいに消せるのも便利ですね。ともかく自由に描けて楽しい画材です。
 カラーピッカーが常に手元にあって手早く色が作れるし、不要な場合は消せるという使い勝手の良さも使う人の立場を良く理解している人が作ったという感じですね。この点の判っていないソフトは沢山あるけど、少しは見習ってほしいものです。

※ツールは右クリックで全部を消せて、再度クリックすると元に戻ります

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油彩ツール (Oil Brush) No.220

 ArtRage(アートレイジ)2はツールの種類こそ少ないものの画材の質感が良くできていて、最も手描きに近い感覚で描けるペイント・ソフトです。
 「油彩」もいい感じで、自由に筆(?)を滑らせているとキャンバスが他のソフトの時より狭く感じられますね。自由に手早く色が作れるのも楽しいです。
 ArtRageは1.1 から 2.0 になって細かい点で改良が加えられましたが、一番変ったと思ったのが「油彩」の色の混ざり方でした。
 1.1 では色が混ざりすぎてレイヤー無しでは上から文字を書いたり別の色を重ねることが難しかったのですが、2.0 の英語版ではほとんど色が混ざらないのに戸惑いました。

 今度の日本語版ではバージョン 2.03 になっていて、色の混ざり方に関しては以前の 1.1 に戻ったような感じです。でもこうなると色のほとんど混ざらない英語版2.0 のバージョンも利用価値が出てくる――と思ったのですが、英語版は日本語版をダウンロードした時に上書き保存されて消えてしまい、新たにダウンロードしたら既にバージョン 2.05 に更新されていて日本語版とほとんど同じことでした・・・
 今月初めに「油彩」の色の混ざり方で色々と書きましたが、その声が天に届いたのかもしれませんね・・・(誰かArtRage関係の人、読んでます?)


↑これが今月バージョンアップされた2.05 英語版で、日本語版もほぼ同じ感じです。
上から色を重ねても色が混ざってしまいます・・・

↓これは先月の 2.0 英語版で上から重ねた色がほとんど混ざりません。レイヤー無しで上から色を重ねるならこの方が絵としては描きやすいのですけどね・・・
 ――で、どうも気になるのでバックアップ・ソフトを使って先週に戻り、Ver.2.0 を救出してみたのですが、なぜか色の混ざり方は同じになっていました・・・
 有料版の方ではツール設定パネルに Insta-Dry (すぐに乾燥)というボタンがありますが、それが有効になっていたものと思われます。3月10日からは4千円でパッケージ版が発売されたので、それを購入すれば良いのですけどね・・・シンナー(うすめ液)も使えます。

PCショップのHPで調べたら、パッケージ版は税込み3,480円で販売されていました。
これなら買ってもいいかな、そのうち・・・

 でも自由に絵を描くという最も基本的なことに関して、これほど楽しいペイント・ソフトは他にありません。それに何と言っても無料ソフトだし・・・
 同じペイント・ソフトであるWindowsの「ペイント」とは全く使い方が違うので、その両方があれば大抵の絵は描けます。後は使う人次第ですね。来月は基本に戻って 「ペイント」 で描こうかな・・・

 ●便利な機能: Clear Layer (レイヤーを消去)

 「油彩」ツールでゴチャゴチャと落描きをしていて、一度にまとめて消したい時に便利なのが「レイヤーを消去」で、これはレイヤーが付いていない無料版でも使えます。
 下側中央にあるキャンバス・パネルのメニューをクリックして「レイヤーを消去」をクリックすると全部まとめて消せます。ショートカット・キーがあるともっと良いのですけどね・・・

上のメニュー・バーの「ツール」→「レイヤー・オプション」→「レイヤーを消去」でも出来ます。


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写真のトレース・2(アニマル・セラピー) No.219

 アニマル・セラピーは動物と触れ合うことで、精神や身体に障害を持つ子供たちを癒そうという治療法とのことです。障害が無くても動物と触れ合うと癒されることはありますしね・・・
 写真のトレースは筆を細くして点描のように色を拾っていくときれいに描けますが、その分時間がかかって疲れます。「筆圧」と絵具の「補充量」はパーセンテージを上げると厚塗りになってボテッとした感じになり、下げると不透明水彩のような薄塗りになります。

 上の絵は筆の太さを10%くらいにして描いたので3時間くらいかかりましたが、下は筆の太さを40%にして20分くらいでザッと色を拾い、1時間くらいで仕上げたものです。
 ある程度色を拾ったら、後は「自動的に色を拾う」のチェックを外せば自由に描くことができますが、色は自分でカラーピッカーで作って下さい。少しくらい大まかに描く方が油彩らしくていいかな・・・写真そっくりに描いてもつまらないですしね。

↓これはCDジャケットの人物だけをトレースしているところ。切り抜きと同じですね。
 人物が描けたら、背景の色を選ぶとバックを塗らなくても済むし、文字なども消すことができます。
下側中央の「キャンバス・パネル」の右にあるメニュー(三角マーク)をクリックして「用紙を設定」とすると下にある用紙の設定パネルが現れます。その下にある「色」をクリックすると「フローティング・カラーピッカー」という4つのパレットが現れますので、ポインタをドラッグして色を決めましょう。
残念ながら黒に近いくすんだ色は作れませんが、まあ無料版ではこんなものでしょう。
 色が決まったらOKをクリックすれば絵の背景に色が付きます。キャンバスの質感も選べますが、色を塗っていない時は関係ありません
 これで背景の色が付きました。キャンバス地の色と紙目は何度でも変更することができますので、色々と試してみて下さい。
 これはトレース画像を消してから、新たに別の背景画像を読み込んで描いたもの。
モンタージュみたいな組み合わせもできます。背景はラフに描く方がラクかな・・・

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ArtRage2 (フリー)日本語版の配布開始 No.218

 3月6日からフリーソフト ArtRage2 (アートレイジ)日本語版・ダウンロード版の配布が始まりました。てっきり有料版の販売が一段落してからと思っていたのですが、予想外に早かったですね。これなら苦労して英語版を訳す必要もなかったけど、これで余計な解説を付けずにソフトの紹介ができるというもので、まずは良かったです。
 これが日本語版のインターフェイスで英語版と特に変りませんが、日本語表示になっているだけでも楽ですね。バージョンは既に 2.03 となっています。

フリー・ソフトのダウンロードはこちら→ ArtRage2日本語版のダウンロード

※既に英語版をインストールしている方は、同じファイル名だと上書き保存されて英語版が消えてしまいますので、ファイル名の末尾に「日本語版」とか入れておくと良いですよ・・・(失敗者・談) 英語版のVer.2.0 は日本語版の 2.03 と描き味が違うので、保存しておく方が良いでしょう。
 ツールにポインタを当てても表示は出ませんが、こうしてメニュー・バーが日本語表示になっただけでも説明の必要がなくなりました。注意点としては、最初に書いておいたファイルの保存方法くらいです。

 ツールは左下のツール・ピッカーをクリックする方が早いですが、右側に表示されている数字がショートカット・キーなので、キーボードから呼び出す時に便利です。
Ando(取り消し)とRedo(やり直し)はWindows標準の Ctrl +Z(Y)キーになりました。アンドゥーとリドゥーはメモリー容量で決まるので回数ではありませんが、ArtRage2 は何十回も元に戻せるのでとても便利です。
 マニュアル(解説書)はメニュー・バーの「ヘルプ」の中に入っていますが、英語版と同じくPDFファイルではないので15章を一章づつ開いていくことになります。
 
 翻訳しなくて良いので楽ではありますが、
3. ツールピッカー
4. ツール設定パネル
――は英語版と同じく順序が逆です。
「油彩」や「鉛筆」などの入っている方が
「ツールピッカー」です。

 薄くなっている部分は有料版の方で無料版では使えませんが、レイヤー以外は特に無くて困るものでもありません。むしろこれだけのソフトが無料で使えるということの方が驚きです。

 マニュアルはB5版でプリントして62ページ位でした。
「ファイル」→「印刷プレビュー」をクリックし、印刷プレビュー画面が出たら「印刷」→「詳細設定」でプリンターの設定をしてプレビューを見てからプリントすると失敗が少なくなります。
 使い方を読むだけなら安上がりの白黒で充分でしょう。 
 レイヤーなど有料版の章は飛ばしても良いですね。

 先週、ArtRage2.0になってから油彩の色が混ざりにくくなった――と書きましたが、この日本語バージョン2.03 ではご覧のようにまた元に戻っています。英語版の方もバージョン2.05 になって同じような感じになり、これだと油彩の感じはよく出るのですが上から文字を書くのは難しいので、やはりレイヤーが必要ということになってきます。あんまりコロコロ変えないでほしいのですけど・・・記事を書くそばから訂正しないとなりませんから。

キャンバスのサイズについて:
ArtRage2 は起動した時点で既にキャンバスが用意されているのでそのまま描き始めることができます。

キャンバスの規定値は 1022×740ピクセル(255×185mm.B5 サイズ)ですが、「ファイル」→「新しい作品」をクリックしてサイズを変えることもできます。
規定値より大きくするには、まずメニュー・バー右端の最大化ボタンをクリックして画面を大きくしてから始めます。

ArtRage2 やWindowsの「ペイント」は1ミリが4ピクセルですから、17型の液晶ディスプレイで大体1280×990ピクセルくらいまで広げられますが、仮に幅1600ピクセルにしたとしても80%位に縮小表示されるので大きなサイズで描きたい場合にも便利です。

他にキャンバスの色と布目も選べます。


 無料の日本語版がダウンロードできるようになったことで、余計な翻訳や解説の必要はなくなりましたので、これで安心して描くことに専念できます。イー・フロンティアさん、どうもありがとう。
 後は有料版も試してみたいのですが、ダウンロード版(約3千円)はクレジット・カード決済しかできないので、私のようにカードを持たない者には不便ですね。ソースネクストならダウンロード版でもコンビニ払いができるし、その方が親切で売れると思いますけど・・・

再起動 の確認:
 基本的なことですが、ソフトをインストールした後でPCの再起動はお済みでしょうか?
これをやらずにいると、ペン・タブレットやマウスなどのデバイス(入力機器)が誤作動したりおかしなことが起こりがちですが、ソフトのせいにはしないで下さいね。
(フリー・ソフトをダウンロードしたらPCの調子がおかしくなったと言う人がいますが、大抵は使う側の初歩的なミスが多いようです。念のため・・・)

※他のArtRage2関連の記事については、左サイドバーの「以前の記事」の3月をクリックして下さい。

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アムール虎 (トレーシング機能) No.217

 ArtRage(アートレイジ)は1.1 から 2.0 になってツールなどはそんなに変わりませんが、細かい部分でかなり改良されている感じを受けます。有料版が販売されるだけあって、完成度が高くなっている印象ですね。

 今回はトレーシング機能を使って写真のトレースを試してみましたが、自由に絵を描けるArtRageのもう一つの特徴がこの機能です。特に「色を自動的に拾う」機能は更に良くなってかなり忠実に色を再現してくれるし、筆の太さも以前は三段階くらいしか選べなかったのが今回は自由に調節できます。
 筆を10%位に細くして点描風に色を拾っていったのが上の絵で、写真のようにリアルな絵になります。その分時間がかかって肩も凝りますが・・・

 逆に筆を太くすれば絵は粗くなりますが短時間で色が拾えるので、筆の太さを30%位にして1時間ほどで色を拾ってみたのが上の絵です。大雑把に色を拾っておいてから、後は写真から離れて自由に描くというのも面白いですね。
下絵を見ながら自由に描くには、メニューの Choose Clores from Tracing Image (自動的に色を拾う)のチェックを外します。この場合、色はカラー・ピッカーで自分で作って下さい。

 ちなみにこれは怒っているのではなく、メスの付けたマーキングの匂いをかいだオスのトラがこんな表情をするとのこと・・・これって喜んでいるのでしょうか?
 画面下中央にあるのがトレーシング・イメージの設定ツールですが、便利なのが左側・虫眼鏡マークのZoom(ズーム)と右側・丸矢印のRotate(回転)です。
 Zoomはマウスを左にドラッグすると縮小、右にドラッグすると拡大になり、上のメニュー・バーにあるツールより細やかな調節ができます。
 Rotateは左にドラッグすると時計回りの回転、右ドラッグで半時計回転になり、どちらかというと逆みたいな気もしますが便利な機能です。上下に回したくなりますけどね・・・
 Zoomの上にはMove(十字矢印)というキャンバスを移動させるツールもありますが、右クリックでドラッグしても動かせます。
 ショートカット・キーはそれぞれツールの頭文字であるZ・R・Mなので覚えやすいですね。これらの機能はブラシなど他のツールをクリックした時自動的にOFFになります。
 設定ツール右のメニューをクリックすると設定画面が現れます。
 最初は Load New Tracing Image (トレース画像の読み込み)をクリックし、ファイルにある写真などを選びます。

Choose Colors from Tracing Image (自動的に色を拾う)にチェックを入れておくと下絵の色をソフトが拾ってくれるのでとても便利です。細めの筆で点描のように拾っていくと一番上にあるような写真そっくりの絵を描くこともできますが、その分時間もかかって肩が凝りますから、自分に合ったやり方を見つけて下さい。何枚かやっている内にソフトの癖やコツも判ってくるものです。

描いている間に仕上がり具合を見たい時は、Show Tracing Image  (トレース画像の表示)のチェックを外すとトレーシングペーパーが消えて描いた部分だけになります。その状態でも色は拾えるので、下絵を見ずに描くこともできます。

 逆にある程度色を拾ったら、自動的に色を拾うのチェックを外せば下絵に関係無く自由に描くことができます。Clear Tracing Image (トレーシング画像を消去)するをクリックすれば下絵の画像は消えますが、それは最後にして下さい。

 途中まで描いて全部やり直したい場合は、Clear Layer (レイヤーの消去)をクリックすれば描いた部分だけ消せます。写真は消えません。

 面白いのは Convert Tracing Image to Paint on this Layer (トレーシング画像をそのまま転写する)で、下絵をトレースすることなく画像として呼び出して、その上に絵を描けることです。写真の落描きツールなんてイタズラ機能がありますが、手描きで文字を入れたりマンガみたいな吹き出しを入れたりと色々あそべます。
 アイ・ドロッパー(スポイト)で色を拾ってシミを消したり、消しゴム機能で背景を消したりぼかしたり・・・といった写真の加工用としても使えますね。

Loading(ローディング) 絵具の量の調整:
 春を告げる花、福寿草を描いてみました。写真をトレースする場合、点描のように色を塗っていくと正確に色が拾えます。でもちょっと変な感じですね、手前の花が・・・
 左側にあるツール設定パネルの下にある Loading は絵具の量を調節するもので、普通に描くと線の長さが変りますが、点描にすると絵具の厚みが変ります。量を少なくすると半透明の水彩風になり、100%にすると手前の花のように盛り上がった厚塗りになります。
 50%前後あたりが平均的かな・・・とは思いますが、あえて厚塗りにして立体感を出すのも面白いかも・・・ (テクニック?)

 ところでこの Loading などのボタンは小さめでダイヤルを回しにくいのですが、一旦回し始めたら後は外側へ大きくはみ出しても回せるので、慣れると微調整も楽にできるようになります。マニュアルに書いてあることですけどね、英語で・・・ (↓下のも同じです)
 今回からはトレーシングペーパーの濃度が調節できるようになりました。メニュー画面一番下の Edit Tracing Image をクリックして上のパネルを呼び出して下さい。
 右側にある Capacity ダイヤルを回すと濃度が変化します。パーセンテージを上げると薄くなって下地の写真が見やすくなりますが、塗り残しが判りにくくなりますので、50%前後で調整すると良いでしょう。真ん中をクリックして数字で入力することもできます。
 設定が終わったら下の Done をクリックします。

 有料版では小さく写真をピンで止めておく Reference Image (参照イメージ)というツールが使えるのですが、上にあるような無料ソフトを使えば同じことができます。
 写真を見ながら描く場合は、無料ソフトのViX(ヴィックス)を使うと、一番手前に表示することも出来て便利です(「表示」→「最前面に固定」)。なるべくお金をかけずに楽しみましょう。
 ←無料画像表示ソフト「ViX」(ヴィックス)のダウンロードはこちら
Windows標準のエクスプローラーと同じ使い勝手の良さで、更に複数の画像を同時に表示したり、写真のヴューアを一番手前に表示したりできるので、写真を見ながらトレース作業をする時などに便利なソフト。

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ひな祭り (ArtRage2 の使い方) No.216

 ♪灯りをつけましょ、ドンブリにぃ~・・・今日は楽しいひな祭りですね・・・♪

 この雛人形はまず人形の部分だけ写真からトレースしておいて、後から背景の桃の花の写真を呼び出して描いています。トレーシング機能はArtRAge の優れた機能の一つですから、次回に詳しく解説することにいたしましょう。

 ArtRage2(アートレイジ)は起動した時点で既に画面と同じサイズの白いキャンバス地が用意されていますから、何も知らずにキャンバス上でいきなりカーソルをドラッグさせたとしても描き始めることができます。この辺がこのソフトの気軽なところですね。
 
 解説書を手に取る前でも子供ならどんどん描いてしまうかもしれません・・・絵を描くのに一番大切なことは描きたいという気持ちだけで、上手に描こうとか下手に見られたくないとか余計なことを考えずに楽しんで手を動かしていれば、このソフトは自然と使えるようになります。実際の画材と同じように、触れること自体に楽しい発見や喜びがありますから・・・
 必要なことは描いた画像の保存くらいで、そのことは前のページで説明してあります。
 
 ArtRage2 は起動した時のウィンドウ・サイズの他に、右上の最大化ボタンをクリックして一回り大きくすることができます。使っているディスプレイの大きさによってサイズは異なりますが、写真のトレースをする時などはなるべく大きく描いてから後で縮小するとアラが目立たずきれいに見えます。

キャンバスのサイズを変えるにはメニュー・バーの File (ファイル)から New Painting (新規作成)をクリックします。
 キャンバスは初期値:幅1022×高さ740 ピクセル(255×185mm:B5版)に設定されていますので、画面のサイズと必要に応じて変えて下さい。
 その他にキャンバス地の色と質感を選べます。色は下の Color (カラー)をクリックすると右にある画面が出ますから、四つのパレットの中をドラッグして気に入った色になったら OK をクリックします。
 質感は左側にある Grain (布目)ボタンをクリックすると選べますが、真ん中に出ている六つのテクスチャーでも変えられます。
 全てが決まったら、下にある OK をクリックして下さい。元の画面に戻ります。
 キャンバスの色とテクスチャーは描いている途中でも変えることができます。下側中央のキャンバス・パネルのメニューをクリックして Edit Paper Settings (ペーパー設定)をクリックしても Paper Settings Panel (ペーパー設定パネル)が現れます。ただし、サイズは変更できません。

Clear Layer (レイヤーの消去):このメニュー画面上の方にClear Layer とありますが、これは「全て消去」ということで、描いた部分を全部一度に消せます。練習で色々試す時に便利な機能なので覚えておきましょう。

油彩 Oil Brush について
 今回使ってみて「随分変わったな・・・」と思ったのが油彩の色の混ざり方です。1.1 では混ざりすぎて上から文字を書くことも難しかったのですが、今回のバージョン2では塗った瞬間に乾くアクリル絵の具みたいで全然混ざりません。パレットナイフである程度混ぜることはできるのですが、油絵っぽくないのですね・・・
 ブラシの Auto Clean (自動洗浄)も今回はOff にしてもまるで意味が無いし、この点は有料版の方はどうなっているのでしょうか?

 油彩はブラシを太くして Loading (絵具の量)を100%にするといかにも油絵の具らしいスジや盛り上がりを見せるのですが、Loading の値を小さくするとかすれた感じにもできます。ArtRage2は何十回ものアンドゥー(取り消し)ができるので、色々と試してみましょう。
 以前のバージョン1.1 では「色が混ざらないボタンがほしい」―と書きましたが、今回は色を混ぜる機能が欲しい――と言いたいこともありました。どちらかといえば混ざらない方が描きやすいのですが、使う人が自由に選べるのが理想ですね。
上が以前のバージョン1.1 (↑)で、下が(↓)新しいバージョン2.0 の方です。

 PressureLoading を可変するとこんな感じになります・・・(マウス使用)
Pressure (筆圧)をうんと小さくするとやゝ薄塗りに近くなるけど筆の幅が細くなるし、Loading (流量)をずっと小さくするとサラッとした感じになるけどすぐに絵具がかすれてしまうし、なかなか難しいですね。でも面白いけど・・・やっぱり慣れかな・・・
 追記(3月7日):英語バージョンは現在2.05 になり、油彩の混ざり具合は以前のバージョン1.1 の感じに戻りました。これだと油彩の質感は出るけど上から文字を重ねることは難しいので、やっぱりレイヤーが必要ということになってきます・・・(ひょっとして、誰かこの記事を読んでる?)
 色の混ざらない2.0 のバージョンも使い道があるのでとっておきたかったのですが、日本語版をダウンロードしたら上書き保存されて消えてしまいました(泣)。
 これから日本語版や新しいバージョンをダウンロードする方は、ファイルの末尾に番号を付けて別名で保存されると良いですよ(失敗者・談)。
 最後に終了ボタンを押すと上の画面が現れますが、これは「保存しますか?」―ということなので、既に保存してあるなら No をクリックして終わりにします。うっかり忘れていたら Yes をクリックすれば保存画面が現れますから、名前を付けて保存して下さい。

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フリーソフト ArtRage2.0 英語版について No.215

 昨年フリーで配布されていた楽しいペイント・ソフト、ArtRage1.1(アートレイジ)が2.0 に
バージョン・アップされて、英語版は先にダウンロードできるようになりました。
 今年は無料版の他にレイヤー機能などの付いた有料版が20ドルで配布されていて、3月にはイー・フロンティアから 日本語版 も順次発売予定です。
まずは無料の英語ダウンロード版から:
 レイヤーなどの付いた有料版も良いのですが、まずは無料版を使ってから購入を検討してみる方が良いでしょう。英語版といっても以前のバージョンを使っていた方ならそんなに違和感無く使えるはずですし、これほどマニュアルの必要が無いシンプルなペイント・ソフトは他にありませんから。

「なるべくお金をかけずにパソコンでお絵描きを楽しむ――」 というのがこのブログのテーマでもありますしね・・・3月はこの ArtRage2.0 の無料版を使ってみて、余裕があれば有料版の紹介もしてみたいと思っています。 (主に予算の方ですけどね・・・)

 ※3月6日から 無料日本語版のダウンロード も出来るようになりました。
 使ってみての感想は、「細かい点がかなり改良されているな――」ということでした。ペン・タブレットでの早い動きの追従性が良くなっています。これはPCの性能(主にCPU)によっても違いますし、PCで音楽を聴きながら描くといった使い方をすれば他のソフトでも動作は遅くなります。私のOSはWindows Xpですが、Mac ユーザーの方たちにあまり評判の良くなかったこの点はWindows版 に関しては特に問題ありませんでした。油彩筆やパレットナイフを100%の太さにすると、さすがに遅くなりますけどね・・・

 それとバージョン1.1では筆を細くすると絵具の量も減ってすぐに線が途切れてしまいましたが、今回からは Loading ボタンで絵具の量が調整できるので細い線でも長く延ばすことができます。
 更に以前は絵具の混ざり具合が強すぎて絵の上から文字を書くことも難しかったのですが、今回はほとんど混ざりません。パレットナイフを使えば混ぜることもできますが、前回と比べるとちょっと極端な変化かな・・・ともかく画材の質感が良く出ていて描くことが楽しいという、一番大切な部分は良く出来ていると思います。
 ツールの細かい設定に煩わされず描くことに専念できて、時々実際に絵筆で描いているような気持ちになることがありました・・・ ただペン・タブレットのIntuos 3 だと筆の傾きにも対応しているみたいで楕円のカーソルがクルクルまわるので、それがかえって使いづらいですね。大きく描くにはよいのだけど、細かい描写はちょっと苦手かな・・・筆の向きが選べないのです。
        「油彩」での色の混ざり具合はこんな感じです(↑)
 色の上から白で文字を書いてみましたが、以前とは全然違いますね。
 これならレイヤー無しでも背景の上に絵を描くことが出来ます。もちろんパレットナイフで混ぜることもできるのですが、それがかなり意図的にできるようになりました。
後からキャンバス地の色を変えることができるのも便利です。

ツールについて: 
 ツールに関しては1.1とそんなに変わらず、邪魔だった筆の太さを調整する小さいウィンドウがツール・ピッカーの中に納まりました。、画面上から色を拾うアイ・ドロッパー(スポイト)も同じです。ツールに付けられている番号はショートカット・キーとして使えるもので、キーボードからもツールが呼び出せます。アンドゥー(取り消し)とリドゥー(やり直し)はそれぞれWindows標準のCtrl+Z(Y)になりました。何十回も可能なアンドゥーもそのままで、とても便利です。
 Undo(アンドゥー)と Redo (リドゥー)は上のメニュー・バーにアイコンがありますし、Edit (編集)からも操作できます。

 ペン・タブレットのお尻に付いている消しゴム機能は使えますが、消しゴムで設定した太さのままなので、不精しないでキチンと設定する方が良いでしょう。太さはブラシと同じで細かい調節ができますが、筆圧を調節するとかすれ具合までコントロールできるので軽くこすりとる様な使い方もできます。本物の消しゴムと違う点は、油彩でもフェルトペンでも何でも消せるスーパー消しゴムということ、無敵です。

 半透明に見えるツールは有料版のものでマニュアルやポップアップ画面の説明についても同様ですが、レイヤー以外は特に必要ないといった感じのツールです。それよりもこれだけのツールでもキチンと使えるという点に関してはヘタなグラフィック・ソフト以上のものがありますから、それらを上手に活用すればかなりの絵が描けます。

 ともかくこれくらい手描きの感覚に近くて楽しく描けるペイント・ソフトは他に知りません。
子供たちに簡単な使い方を教えてあげて後は自由に描かせたとしたら、かなり面白い絵ができることでしょう。私が一番やってみたいのは、むしろそのことかもしれません・・・
ペン・タブレットの付属ソフトとして、これの日本語版を付けたらタブレットの練習用にも良いと思います。

画像の保存方法について:
 実際に使ってみればほとんど解説の必要がないくらいシンプルなソフトですが、一つだけ説明しておかないといけないのが描いた画像の保存方法です。
 大抵のソフトは独自のファイル形式を持っていますが、ArtRage2は .ptg という拡張子で他のソフトでは開けませんし、開いてみないと中身を確認することもできません。

 そこでファイルから「画像のエクスポート(輸出)」をクリックすると、BMP、JPG、PNG、PSD の四つの拡張子が選べます。
BMP(ビットマップ):Windows標準の非圧縮のファイル形式。容量は大きいが、画像はきれい。ZIPファイルにすると数十分の一に圧縮出来て解凍すれば劣化無しで元に戻るので、複数枚をメールに添付して送る時に便利。雑誌の仕事は大抵このやり方で送っています。
※BMPファイルはプロパティーの属性(詳細設定)で「内容を圧縮してディスク領域を節約する」にチェックを入れておくと、ZIPファイルと同じように容量を小さくできて画像は荒れません。
JPG(ジェイペグ):写真などで使う圧縮形式。容量を小さくできるが画像は荒れるので、原画はBMPで保存しておき、ブログなどにアップする時に専用ソフトなどで別のJPG画像を作ると良い。 JPG画像に縮小するのに便利な無料ソフト→ 「縮小専用。」

PNG(ピング/ピーエヌジー):フルカラーの自然画を劣化無しに圧縮できる画像フォーマット・・・とのことですが、あまり容量は小さくならないみたい。ZIPファイルにしても既に圧縮されているから小さくならないし・・・JPGより画像はきれいです。

☆Photoshop PSD:今回からレイヤー(有料版)が付いたことを受けて、レイヤーのままフォトショップでも使える.psd ファイルが使えるようになりました。フォトショップ・ユーザー用?
     ※レイヤーについて

同じように.ptg 以外の画像ファイルを開く場合は、Import Image (画像をインポート)とします。
 使い方としては、ArtRage2のファイルの中に 原画としての.ptg ファイルと .bmp などの二つのファイルを作っておいて、用途に応じて使い分ければ間違い無いでしょう。
それが面倒な方は一つでやって下さい。

※ArtRage2.0 は画像のトリミングができるツールが無いので、簡単な画像のトリミングや補整をするにはこのソフトが便利です → 「 無料ソフトの J Trim (ジェイ・トリム)」

カラー・ピッカー
 右下にあるのが色を作るカラー・ピッカーで、自由に色を作れるツールが常に手元にあることはとても大切なことです。
 邪魔な時は緑ボタンをクリックすれば引っ込みますし、マウスを右クリックすると全てのツールを消したり出したり――といったウラ技も使えます。更に右クリックのままドラッグするとキャンバスを自由に移動させることもできます。

 これは明度・彩度・色相の三つで色を作るWindows標準と同じやり方ですが、「メニュー」をクリックすると6通りの方法が選べます。
 左側のツール設定パネルの Auto Clean(自動洗浄)を解除するとコップが現れますが、これは油彩で汚れた筆を洗うもので普段は自動的にきれいになりますが、あえて色を混ぜたい時などに使います。こんなところも手描きの感覚に近いですね。

英語マニュアルと翻訳ソフト
 上のメニュー・バーの「ヘルプ」をクリックすると、英文で70ページほどのマニュアルが表示されます。PDFファイルではないので15章ある解説を1章づつ開くことになりますが、翻訳ソフトで訳しながらプリント・アウトするには丁度いい具合ですね。

 私はソースネクストの二千円ソフト「本格翻訳4」で訳してみましたが、ツールなど専門用語以外は特に問題もなく大体の意味は判ります。英文と対訳の形で並べてみると英語の勉強にもなるし、あまりにひどい訳し方は笑ってしまうくらいで変な自信にもなりました。
まだ機械には負けないぞ・・・?

 これが翻訳ソフトで訳したものですが、比べてみて下さい。英文の方には始めから文字化けがあって、変な形になっています。(痴=isなど・・・)
 こうしたことが面倒な方は、始めから日本語版を購入しましょう。パッケージ版は3月10日発売で4千円くらいです。
 一番安いダウンロード版は3千円くらいで既に発売されていますが、クレジット・カード払いのみで登録が必要です。私はカードを持たないので購入できません・・・

 ※↓3.ツール・ピッカーと4.ツール・セッティング・パネルは順序が逆です。


ArtRage2.0 無料英語版のダウンロード
 まずはニュージーランドの Ambient Design 社のホームページを開きましょう。
上のようなページが出ますので、Windows版(2000/Xp) か Mac OSX版のどちらかを選んでクリックします。
 後は「実行」をクリックしていればインストールのセットアップ・ウィザードの画面が現れます。
 最初に英文の契約書が出ますが、I accept the agreement (同意する)にチェックを入れれば先に進めますので、後は Next をクリックしていれば良く、最後にInstall(インストール)をクリックすれば完了です。簡単でしょ?
 その他の細かいことについては、一月の間使いながらじっくり解説することにいたします。でも一番大切なことはツベコベ言葉で説明するよりも実際に描いた絵をお見せすることだと思うので、そちらの方に力を入れたいと思います。
 昨年ArtRage1.1で描いた絵については、(←)左サイド・バーの ArtRage1.1の絵 をクリックしてみて下さい。
 実際の使い方については、次回から少しづつやっていくことにいたしましょう。

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無料ペイント・ソフト ArtRage2 (アートレイジ)日本語版について


 無料でダウンロードできる楽しいペイント・ソフト、ArtRage2(アートレイジ)日本語版についてご紹介いたします。
フリー・ソフトは沢山ありますが、ツールがシンプルで使いやすく、ちゃんと絵が描けて楽しいソフトというのはあまりありません。市販のソフトでもツールが煩雑で使いにくく、買ってもあまり使わない、あるいは使っていてもイライラするというソフトの方が多いくらいです。

 ツールがシンプルなソフトというとWindowsの「ペイント」がありますが、ArtRage2
(アートレイジ)をわざわざ紹介するのは「ペイント」とはまったく違う絵が描けて、しかも
初心者や子供でも使いやすいと思ったからです。これ以上簡単なソフトは他に知りません。

 このソフトにはツールが7種しかありません。「図形」や「塗りつぶし」ツールもありませんから、輪郭線を描いてから中をワン・クリックで塗りつぶすという「ぬり絵」式の絵は描けませんが、その代わり「ペイント」よりもずっと幅の広い絵筆やクレヨンなどでキャンバスを直接塗っていくという、正にお絵描きの原点の楽しさを味わうことができます。

 このソフトにはトレース機能も付いているので写真をトレースして絵を描けますから、
「絵を描きたいけどデッサンが苦手で・・・・」-という人にも最適です。
まあ、能書きはこれくらいにして、さっそくその中身を見ていただくことにいたしましょう。


 ●ツールその1「油彩」
 油絵具の質感を表現できるソフトとしてはNTTデータの「水彩6」(現在は水彩7)がありますが、筆の太さを自由に調整できること、カラー・ピッカーが右下にあって自由に好きな色が手早く作れること、画面上で色を混ぜることができることなどでArtRage2の方が優れています。「水彩」だと黄色を塗っても緑や茶色など余計な色が混ざってしまうのですが、アートレイジ2はそんな余計な機能はありません。ちゃんと黄色を選べば黄色を塗ってくれます。

 つまり油絵の具に特化して作ったソフトとして購入してもいいくらいの出来なのですが、それが無料でダウンロードできるのだから、日本語版を配布してくれたイー・フロンティアさんありがとうと言いたいですね。 

               「奥入瀬(おいらせ)渓流」(油彩ツールとトレース機能を使用)

 
 ●ツールその2と3 「チョーク」と「クレヨン」
 チョークというと学校の黒板を思い出すので、「パステル」と呼んだ方が判りやすいかも・・・油を混ぜたオイル・パステルの商品名が「クレヨン」で、どちらも似たりよったりですが、クレヨンの方が多少立体感が出て、色も少し混ぜることができる・・・といった程度の違いです。
 「このサンプル画を描くために、画題として梨を二個買いました」 ↑チョーク使用
           ↑クレヨン使用 「海の見える丘の上の小さな家」


 ●ツールその4 「フェルト・ペン」

半透明のマーカーで、色が重なった部分は濃くなりますが、色は混ざりません。透明感がきれいですね。

ツールその5 「鉛筆」
主に下描き用として使う鉛筆ですが、ここでは太さを
1%~100%まで変えて色鉛筆として描いてみました。
横に寝かせる機能を使うと、右側のような下側がかすれた太い線を引くこともできます。
 柔らかい色鉛筆といった感じで軽い力で塗れますし、色もきれいに重なるので普通の色鉛筆より使いやすいかも。
何百色もの色が自由に作れるのだから、色鉛筆の好きな人には夢みたいなツールとも言えますね。

 おなじみのレッサーパンダ。トレース機能を使うと楽ですね~
特筆すべきは白のハイライト部分。1ドットのヒゲの線がWeb上(JPG)でも割ときれいに出ていますね。本物の色鉛筆では出来ない芸当です。


 ●ツールその6と7 「パレットナイフ」と「消しゴム」
 パレットナイフは画面上で色を混ぜたり延ばしたりするのに使います。主に油彩用ですが、クレヨンやチョークで使うと指でこすってぼかす効果が得られます。太さと角度を調整できるので、細かいことでも使えます。
 消しゴムは鉛筆やチョークを消すのに使う以外に、油彩で使用すると少しづつ表面を削り取るクリーナーのような使い方もできるので、かなり面白い表現が可能になります。

 ●トレーシングペーパー・モード (写真のトレース機能)
 このArtRage2はトレーシングペーパー・モードを備えているので、写真を下敷きにして絵を描くことができます。更に「色を自動的に拾う」という機能もありますから、デッサンに自信の無い人でもかなりリアルな絵が描けます。
トレーシングペーパーの濃度は調整できますし、筆を細くして点描のように色を拾って行くときれいに色が拾えます。時間はかかりますが、大人の塗り絵なんかよりは楽しいと思いますよ。

 ●筆圧に対応
 このソフトはペン・タブレットの筆圧に対応していますが、線の太さだけでなく色の濃淡も変わりますので、マウスでも充分に楽しめます。つまりマウスでも筆圧のスライダーを動かすことによって色の濃さを調整出来るという訳で、このインプレッションでもなるべくマウスを使ってみました。(細密画を除く)

 ●画像の保存について
 描いた絵を保存する場合、普通に「名前を付けて保存」とすると、このソフトの場合 .ptg という特殊なファイル形式なので他のグラフィック・ソフトでは開けません。
 
 そこで「編集」から「画像をエキスポート」とするとBMP(ビットマップ)やJPEG(ジェイペグ)などの形式で保存できます。一般的には非圧縮のBMPで保存しておくと画像が荒れず、「ペイント」などで開いて文字を入れたりトリミングしたりと追加工ができますし、メールに添付する場合でもZIPファイルに圧縮して送れば容量を小さく出来て解凍した後でも画像は荒れません。
 JPGに圧縮するのはブログなどにアップする時に別のソフトで行えばよいでしょう。
(↓BMPなど容量の大きな画像を、別画像のJPGに縮小するのに便利な無料ソフト) 
縮小専用。」 ※サイズも簡単に変更できるし、これもおすすめソフトです。

 
 同じ様にこのソフトはptgファイル以外の画像は開けませんので、その場合は「編集」から「画像をインポート」とするとBMPやJPGのファイルでも開けます。 

 ●ダウンロードとインプレッション記事 ( Windows 版 & Mac OS X 版 )
 ここまで読んでみて使ってみたくなった方は、さっそくダウンロードしてみましょう。(WindowsはZIPファイルで送られてきますから、解凍してからインストールして下さい )
 → 「ArtRage2日本語版」のダウンロード (イー・フロンティアのホームページへ)
 
 イラストレーター土屋のり子さんによるインプレッション記事
 → 無料ペイント・ソフト ArtRage 1.1で絵心開花!」
      ( 「All About」 に掲載していただき、ありがとうございました) 

※尚、ソフトのヘルプの中にB5サイズで60ページ分の解説があります。白黒で充分なので是非プリント・アウトして読みながら操作してみて下さい。おそらく一時間あれば大体の操作方法が理解できるくらいに簡単です。

 このソフトの良い点としては、アンドゥー(取り消し)が何十回もできること。これは特に初心者の方にはうれしい機能でしょう。あと、ちょっと注文を付けるとすれば、 「油彩」で色が混じらないボタンとか、絵の具がかすれずに続くボタンとかがあるともっと表現の幅が広がるでしょうね。
※この「色の混じらないボタン」は有料版のArtRage2 「すぐ乾燥」ボタンとして実用化されました。便利ですが、Ambient Design 社の方読んでます?

 それと大きな画面で描く場合、どうしてもツールが邪魔になるので、左か右にスッキリと一まとめになると良いと思います。
 ツールが邪魔な場合はマウスを右クリックすると消えて、もう一度クリックすると元に戻ります。個々のツールも出したり引っ込めたりできるし、慣れると便利ですけどね・・・
 まあ、無料ソフトでそこまで言うのは贅沢というものでしょうが・・・でも全体的に見て、とても使いやすいソフトウェアだと思います。だから紹介いたしました。

 ●アート・ギャラリー → Ambient Design Ltd. com/artragegallery.

 ArtRage1.1を制作したニュージーランドの Ambient Design Ltd. のホームページにアート・ギャラリーがあります。転載という形で何点か紹介いたしますが、詳しくはHPをご覧になって下さい。ArtRage1.1でこれだけの絵が描けるのだから素晴らしいですね。
     <※他にも6ページ(全7ページ)のアートギャラリーがあります。>


 ※日本のアート・ギャラリーもやっとできました。(イー・フロンティアのHP内)
   → ArtRageギャラリーにようこそ

※これは昨年のArtRage1.1の記事を手直ししたものです。細部は少し違いますが、操作方法などは大体同じなので、多少の違いはご容赦下さい。全部を書き直していると大変なので・・・
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