「パソコンでお絵描き」 Illustration Blog

PCイラストのブログです。 最近は老母の介護ブログかも・・・

にわか信者 No.532

にわか信者

母はコタツに寝転がってTVを見ていることが多いのですが、先日薬師寺の薬師三尊像が映っていた時にはずっと正座したまま画面に向かって手を合わせていました。 寝て見ていては仏様に申し訳ないということみたいです。

 母にとっては神様も仏様も一緒くたで、朝仏壇にお茶を持って行く時にも「神様はどこだ?」―と言いながら運んで行きます。 鰯の頭も信心から――と申しますが、そうしたものを見ている間は心が休まって幽霊や狸の話をしなくなるなら結構なことでしょう。

 母は散歩の途中でお地蔵さんやお稲荷さんの小さな祠(ほこら)があると、必ずお辞儀をして手を合わせています。 特に信心深い訳でもなくて、仏壇にお供えしてあるチョコレートは母が拝みに来る度に減って行きますから、どちらかというと母用に置いてあるのですけどね・・・

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曲垣の平九郎? No.531

曲垣の平九郎

母は暇さえあれば窓の外を眺めていて、「あそこに猫がいる」とか「今タヌキが通った」とか言っています。 最近では 「いま曲垣の平九郎が通った」―と人名も出るようになりました。

 母の場合、起きてはいても半分寝ぼけているようなものなので適当に受け流していますが、「曲垣の平ちゃんがいましたよ」―とかなり気安い間柄のようです。 おそらく昔聞いた講談が頭の中でよみがえっているのでしょう。

 母は壊れたテープレコーダーみたいで録音機能は失われていて何も覚えず、昔の記憶も断片的にしか再生できません。 ちょうど全ては夢の中の出来事みたいに見えているのでしょう。 今時そんな人が現れて団地の階段を馬で駆け上がって来られても困りますけどね・・・

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こま切れ No.530

細切れ

 母は歯が残り少なくなっている上に入れ歯をしたがらないので、固いものは噛めなくなりました。 パンは耳なしのサンドウィッチ用にするとか、ご飯は柔らかめに炊くなどして、惣菜も小さく刻んだり魚はほぐしたりして食べさせています。

 以前は漬物を買ってくると一人で一袋分をペロッと平らげていましたが、今は柔らかい蕪の漬物などを細かく刻んで出しています。 バナナは柔らかいけど皮をむいて食べることができず、チューブみたいに搾り出して食べるので小さく切らないとなりません。 猿だって皮くらいむけます・・・

 干し芋も好きですが大きなままだと噛めずにしゃぶっているので小さく切ってあげると、「乾燥芋ってそうやって食べるの?」―と聞いてきます。 そうではないのですよ、お母さん・・・
 魚は以前は鮭の切り身など良く食べましたが、最近は細かくほぐしてもあまり食べません。 食が細くなっていることもありますが、たまに刺身などを出すとしっかり食べるから単に贅沢なだけかも。 毎日刺身だと、私の財布が病気になります。

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母と杖 No.528

母と杖

 母は散歩が好きで良く出歩きますし、タバコの吸殻を見かけると杖の先で突付いたりするので、先端のゴム・キャップが擦り切れてしまいました。 歩くとコツコツと杖の音がするし、滑ったりすると危険です。

 先週介護用品を扱っている店の方へ行く機会があり、初めて中に入ってみました。 杖が安かったら新しいのを買うつもりだったのですが、1本5千円くらいします。 ―で、ゴム・キャップだけあるかとたずねてみたら、260円で手に入りました。 本体の方はまだまだ使えるので無駄にならずに良かったです。
 
 他にも立ち上がる時の補助具なども見せてもらいましたが、介護用品って何万円もして高いのですね。 レンタルでも月2千円とか・・・ これなら千円の突っ張りポールの方が簡単で安上がりです。

 先のゴムが新しくなった杖は音もしなくなり、母は静かに出かけて行きます。 これまでは「コツコツ・・・」―という杖の音で母の帰宅が判りましたが、今では母がチャイムを鳴らさないと気付かなくなりました。

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母と子供たち No.527

母と子供たち

 母は子供が好きで、団地の広場を散歩しているとすぐに子供たちのいるところへ行きます。 母が相手をしてもらえるのは、やっと言葉が話せるくらいの小さな子供くらいです。

 動物は苦手みたいで犬は小型犬でも怖がるし、猫だと「猫は化けるから・・・」―と言って近寄りません。 たまに猫の方で逃げると、「私の方が猫より強い」―と言って威張ります。 猫に勝っても自慢になりませんけどね・・・

 母が話すことはパターンが決まっていて、大体十通りの中から出てくるので、毎日同じ場所で同じ言葉を繰り返しています。 子供に会うと「こんにちは」―とまずは挨拶して、それから「幾つ?」―と歳をたずねますが、その後は同じ言葉が繰り返されるのであまり長くも居られません。 でも子供たちを見ているだけでも心に良い効果があるみたいなので、なるべく天気の良い日には外に出ています。

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後期高齢者医療制度 No.526

後期高齢者医療制度

 75歳以上の高齢者から年金天引きで保険料を徴収するという、何とも理不尽で判りにくい制度がスタートしました。 保険料の未納を防ぐために年金から確実にふんだくるという手法に加え、実際に幾ら引かれるのか何の知らせも無いままスタートしたので混乱が起きています。

 市からは薄っぺらな小冊子が届きましたがそれには具体的な金額が書かれておらず、保険料は 均等割額(39,860円)+所得割額 (所得に応じて負担します) ―としか書かれていません。
 市のホームページの保険課から 「神奈川県後期高齢者医療広域連合」 のHPを見るようにとのリンクがあったので開いてみると、その中の 「よくある質問」 には、

Q8: 保険料の算出方法について教えてください。
A: 加入者の所得に応じた所得割額と、被保険者一人一人が負担する均等割額の合算額が保険料となります。


 ―とありますが、こんなので答えになっていると考えるほど行政は馬鹿な訳です。 私みたいにネットで検索できる者でも判らないのだから、高齢者の方が混乱するのも無理無いですね。 役所の保険課には電話による問合わせが殺到しているとか・・・当たり前ですけど。

 昨日は母の年金受給日なので銀行のATMがある駅まで入って通帳記入してきましたが、調べてみると横浜市では今年の10月以降から天引きということで保険料が幾らになるのか判りませんでした。
 もう一度パンフレットを調べてみると、「これまで被用者保険の被扶養者であった方の保険料(何のことだ?)」 ―というページに「所得割額」の計算式が小さく出ていて、それによると

所得割額=(年金収入-公的年金等控除120万円ー基礎控除33万円)×所得割率7.45%

 ―ということのようです。 母の年金は月10万円で年額120万円ですから、計算してみると保険料は 18,400円 ということになりました。 昨年までは14,400円だったから、実質4千円の値上げということですね。 まだ保険料の通知が来ないので、実際に幾ら引かれるのかは判りませんが・・・

 それから保険証もこれまでのカードサイズから以前と同じ大きさに戻り、それも1枚の紙切れにミシン目が入っていてそれを自分で切り取ると保険証になるという手抜き送付なので、ゴミと間違えて捨ててしまったという高齢者の方がいても不思議ではありません。 それにしても仕事も無く年金生活している高齢者から保険料を強制的に徴収することもないのに、これでは老人いじめと言われても仕方ないですね、福田さん。

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若葉の頃 No.525


桜が散ってその下から若葉が顔を出し、急に緑が増えてきました。 先月までは枯れ枝だったケヤキも若葉を繁らせて梢が風に揺れているし、団地周辺は新緑が鮮やかです。

 このところ周期的に天気が変化してほぼ一日置きに雨が降ったり晴れたりの繰り返しですが、植物の成長にとっては恵みの雨なのでしょう。 母にとっては退屈な雨ですが・・・

 こちらではソメイヨシノに代わって八重桜や花海棠(ハナカイドウ)などピンクの花が咲いています。 昨日は3月に戻ったみたいに肌寒い一日でしたが、今日も雨で母は寝ています。 お散歩は雨が止んでからにいたしましょう。

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母とケータイ3 No.524


 母は天気が良い日に散歩に出ると、なかなか戻ってきません。 2時頃になっても戻らないとケータイに電話をしますが、そうすると二度目くらいには周りにいる誰かが出てくれます。

 先日は母の脚で歩くと20分くらいかかる地区センターにいるというので迎えに行くと、若い娘たちが勉強している中に混じってチャッカリ座っていました。 翌日は団地の広場にいるというので行ってみると、中学生の女の子たちに相手をしてもらっている母がおりました。 どちらも彼女たちがケータイに出てくれたみたいです。

 一昨日も雨が止んだので外に出したら2時半になっても戻らず、電話したら通りすがりの人が出てくれて、ちょうど団地の公園に行くので連れてきてくれる――というので途中で落ち合うことにしました。 でも途中で行き違いになったみたいで戻ったら母がいて、待っていた方が早かったみたいです。 
 ケータイを使わずとも母を連れてきてくれる人もいるし、今のところ迷子になることはありません。 たまに、さっき出たばかりなのにすぐに連れてきてくれる人もいて、そうした場合はちょっと困りますけど・・・

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雨の日の母2 No.523


母は食べて、寝て、お散歩するのが日課になっています。 雨の日は外に出られず、退屈してウロウロと歩き回るので困ります。

 母は窓の外を見ているのが好きで、食事中でも立ち上がって窓辺にいる方が長いくらいで、場合によっては私が食べ終わってもまだ窓の外を見ています。 子供や猫も似たような行動をすることがありますが、何か見えていればそれで良いのでしょう。

 時々「今タヌキが通った」―とか「ツバメが二羽いる」―とか言っていますが、最近はタヌキ=ネコくらいに思っています。 ツバメも今時いる訳ないから、多分スズメのことなのでしょう。 単語の意味を一々真に受けていると疲れるので、言葉を話し始めた子供を相手にするつもりで適当に受け流しています。 ほとんど生返事ですけどね・・・

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母のメモ書き No.522


母はTVを見ている時に何やらメモ書きのようなことをやっています。 別に料理番組などではなく、ニュースなら政治家や政党名、スポーツなら選手名などで、まあ何でも良いのです。

 母は新しいことは何も覚えませんが古いことは結構覚えていて、難しい漢字も書けるし二桁くらいの足し算もできます。 何より良いのは自主的にやっていることで、施設でやりたくもないことをやらされるのとは違うし、それが脳の活性化にもつながるでしょうから好きにさせています。

 困るのはティッシュの箱に今日の日付けを書いてしまうことで、その箱は使い終わるまでその日の日付けになっています。 母にとっては忘れないようにするための手段なのでしょうが、カレンダーも未来の日付けにまで×印が付いていたりするので役に立たなくなります。 母にとっては毎日が日曜日で今が何月でも関係無いですから、それもどうでも良いことですけどね・・・

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花のかざぐるま No.521


先週末に見ごろを迎えた桜ですが、日・月と雨が降って天気が回復すると今度は強い風が吹き荒れました。 「これで桜も終わりかな・・・」―と思っていたのですが、まだまだ咲き続けていてもうしばらくは楽しめそうです。

 桜の下は花吹雪で淡いピンクに染まっていますが、時々ガクが付いたままの花が風車のようにクルクルと回りながら舞い降りてくることがあり、これはどうやら雀の仕業のようです。 ヒヨドリなどはクチバシが長いので花の蜜を吸えるのですが、雀はクチバシが届かないので花を根元から切ってしまうのだとか・・・

 母は蝶を見ると「チョウチョさん、お散歩」―と言い、雀を見ると「スズメさんお散歩、私もお散歩よ」―と、ほぼ毎日夢の中で暮らしております。 自由を妨げられずに病気も無く生きていられるなら、それが一番気楽かもしれません。 私は毎日気を抜けませんが・・・

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熱の出た夜 No.520


 風呂に入った後で母のことをやっていると体が冷えて、大抵翌日は頭痛が出たりします。 判っていることだけど、仕方の無いことなのでじっと痛みに耐えております。

 大抵は一晩寝れば治るのですが、夜中に熱が出てうなされるのも毎度のことで、そんな時には不思議な夢を見ます。 私の場合そうしたことが嫌いではなく、翌朝になると割りとスッキリとしていて、昨日までのことがリセットされたみたいな気分になるのですね。 熱と一緒に悪いことも全部出て行くといったような感じでしょうか・・・

 今日はそんなリセットされた気分で、いつもと違うタッチの絵を描いてみました。

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エイプリルフール Uso.800回

 今日から4月で新年度ですが、このブログも今日で最終回となりました。

 旧ブログも含めて足掛け3年もやっているとそろそろネタ切れで、「もうやってらんねェや」―というのが正直なところでしょうか。

 あまりダラダラやっていても意味が無いので、ここらが潮時ということにいたします。 これまでご愛読ありがとうございました。

 それでは皆様、良いお年を。 4月1日

 ※昨日はFC2ブログで画像が表示できないトラブルが出ていてご迷惑をおかけいたしました。 現在は復旧したようです。 (ホント)

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